Search Consoleで所有アカウントを移転する方法
公開日:2022年1月26日
使用するGoogleアカウントが変わった場合や、M&Aなどでサイトを売却した際には、Search Consoleの所有アカウントの移転が必要です。今回は、その方法をまとめました。
現在のアカウントで、新アカウントにオーナー権限を付与する
まずは、現在のアカウントで、引き継ぐアカウントにオーナー権限を付与します。オーナー権限を付与すると、新アカウントのSearch Consoleで当該のドメインのデータが見られるようになります。
オーナー権限の付与は、
- ドメインプロパティに入る
- 設定 > ユーザーと権限
- ユーザーを追加
- メールアドレスを入力して追加
というフローです。
追加ができると、新アカウントのGmailに「Google 検索結果における xxxxx の掲載順位の向上について」というメールが届きます。
このメールが届けば、作業は完了です。
オーナーを変更する
先程の作業で、新アカウントにオーナー権限が付与されていますが、まだ「委任された所有者」というステータスです。
この状態でも、Search Consoleのほとんどの作業が行えますが、旧アカウントに対するオーナー権限を削除が出来ません。
そこで、オーナーを新アカウントに移行します。
- ドメインプロパティに入る
- 設定 > ユーザーと権限
- 所有権の確認をクリック
- 自分にあった「確認方法」を実行して、確認する
という流れです。確認が取れると所有者が新アカウントになり、Search Consoleの所有アカウントが、完全に新アカウントに移行します。
あとは、必要に応じて旧アカウントの権限を下げる、もしくはユーザーから削除すれば良いでしょう。
なお、この方法は「ドメインが同じである」場合に使う方法です。もし、ドメインが変わるのであれば、アカウントの移行ではなく、「サイトの移転」を行います。