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ドメイン登録業者の違いは?どうやって選べばいい?

WEBZINNEトピックス編集部のアイコンWEBZINNEトピックス編集部

公開日:2022年2月9日

ドメインの新規取得や更新などを行う「ドメイン登録業者」。事業者ごとのの違いや、どうやって選べば良いのかをまとめました。

ドメイン登録業者ごとの大きな違いは二つ

ドメイン登録業者によってサービスが異なる点は実は多くありません。大きく分けて違いは二つです。

  1. 新規取得・更新時の料金
  2. 他サービスとセットでの割引

なぜドメイン料金が業者によって違う?

実は、ドメインの新規取得・更新時の料金は、各ドメインの運営元によって正規料金が決まっていて、その料金にドメイン登録業者が経費や利益を乗せて販売代行をしています。

利益をどれくらい上げるかは事業者ごとに考えが違いますが、概ね日本国内の業者の価格は同じくらいに落ち着きます。

事業者ごとに大きく違うのはドメイン新規取得料金で、ここはキャンペーンで1円などの激安で取得が出来ます。ただし、更新時は正規料金になるので覚えておきましょう。

他サービスとセットでの割引

ドメイン登録業者は、ほとんどがレンタルサーバーなどの他の事業も同時に運営しているため、「サーバーを1年契約したらドメイン費用が無料」や「サーバーの契約と同時にドメインを取得すれば新規取得が無料」などのキャンペーンをよく実施しています。

レンタルサーバーも同時に利用する予定があるのであれば、レンタルサーバー側のキャンペーンをチェックしましょう。

ドメイン登録業者を選ぶ際のポイント

WHOISの代行が無料か

WHOISはドメインの管理元で登録されるドメインの所有者情報です。ここには、名前や住所、電話番号を登録する必要があるため、個人で運営している場合は、運営者の個人情報が世界中から確認可能になってしまいます。

ほとんどのドメイン登録業者はWHOIS代行を無料機能としていますが、お名前.comのように、「新規取得時のみWHOIS代行が無料、それ以外の申し込みは有料」というパターンもあるので、キャンペーンなどに釣られて入ってみたら、WHOIS代行で課金されたとならないように気をつけましょう。

更新料金が高くないか

ここもドメイン取得キャンペーンでよくある罠で、「1円などで取得出来たけど、更新料金が毎年1万円だった」というパターン。.comや.netなどの従来のドメインではなく、新しいドメインほど正規の更新料金が高いので、知らずに取得してしまって失敗します。

ドメインはレンタルサーバーなどと違って、一度取得したら継続して課金していくので、更新料金は必ず確認しましょう。

今使っているサービスが運営していないか

ドメイン登録業者はレンタルサーバーとの契約セット割などを頻繁に行っているので、まずは現在使っているサービスでドメイン登録サービスを行っていないかをチェックしましょう。

もし、やっていないのであれば、新規取得の際に別のサーバーへ移転するか検討するのも良いでしょう。


ドメインの取得、更新管理をお願いするだけのドメイン登録業者ですが、実は選び方一つでコスパが全く変わってきます。

ドメインは所有者の財産となるものですので、しっかりと長く保有できるように、取得時や更新時に料金の見直しをしてみましょう。

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