Google Search Consoleで「以前のツールとレポート」を使う方法
公開日:2020年11月4日
Google Search Consoleでクロールの統計情報やURL パラメータなどのWebマスターツール時代のツールを使う方法と、プロパティ登録する際のコツをまとめました。
Google Search Consoleで「以前のツールとレポート」とは?
旧Webマスターツール時代にあって、Search Consoleで廃止された機能がありますが、そのうちSearch Consoleでも使える機能です。
- インターナショナル ターゲティング
- クロールの統計情報
- メッセージ
- URL パラメータ
- Web Tools
の5つがあります。
このうちよく使うのは「クロールの統計情報」「URL パラメータ」あたりでしょうか。
これらの「以前のツールとレポート」は全てのプロパティで使えるわけではないので注意が必要です。
「以前のツールとレポート」を使えるようにするには?
Search Consoleには、ドメインプロパティとURLプレフィックスの二つのプロパティタイプがありますが、「以前のツールとレポート」は、プロパティタイプが「URLプレフィックス」でないと使えないようになっています。
すでにドメインプロパティで登録していても、同じドメインをURLプレフィックスで登録することが可能なので、「以前のツールとレポート」を使うのであれば、URLプレフィックスでURLを登録します。
ドメインを細かく分割していないサイトでは、レポート的にはドメインプロパティとURLプレフィックスも同じ内容になりますが、ドメインプロパティでは「以前のツールとレポート」が使えないので、この方法にするしかありません。
Seaarch Consoleに登録するなら「URLプレフィックス」を使おう
ドメインプロパティが不要である場合は、最初からURLプレフィックスで登録するクセをつけておくと、「以前のツールとレポート」が使えるため、新たに登録する手間が減ります。
ページ数が多いサイトなどでは、クロールの統計情報はSEO的にはよく見るページですし、今後サブドメインを追加した際に、統計情報を別に出来るので便利です。
Google Search Consoleで「以前のツールとレポート」を使う方法をみてきました。
「URLプレフィックスで登録」と覚えておけば良いだけな簡単な方法なので、ぜひ試してみてください。