内部SEOはユーザーのために行おう
公開日:2021年2月1日
SEOというと「検索エンジンのための作業」と思いがちですが、特に内部SEOについてはユーザーのために行うのがベストです。
Googleの推奨もユーザーのための改善
Googleのウェブマスター向けガイドラインを見ると、下記の3つのポイントに分けられています。
- Google がページを検出できるよう手助けする
- Google がページを理解できるよう手助けする
- 訪問者がページを利用しやすいよう手助けする
3つ目に明確に「訪問者がページを利用しやすいよう手助けする」とあります。
中身を見てみると
- 重要な名前、コンテンツ、リンクを表示するときは、画像ではなくテキストを使用
- すべてのリンクが実際のウェブページにアクセスできることを確認
- ページの読み込み時間を最適化
- HTTPS を使用してサイトの接続を保護
- あらゆる種類やサイズの端末向けにサイトをデザイン
どれも内部SEOで重要とされる要素です。
ガイドライン違反の反対が内部SEO
一方で、ガイドラインには品質に関するものもあり、そちらは基本的には「やってはいけないこと」がメインです。このやってはいけないことは反対の意味が内部SEOになります。
- 自動生成されたコンテンツ => オリジナルコンテンツを作る
- ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み => SEOしすぎない適切なコンテンツ
- オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成 => オリジナルコンテンツを作る
こうしてみると、いかにオリジナルコンテンツを作成するかが内部SEOでも大事ということがわかります。
ユーザーのためになる内部SEO施策
ページの読み込み時間の短縮
いわゆるページスピードと呼ばれるものです。ページの読み込み速度が遅いとユーザーにとってはストレスでしかないため、ここを改善するのはユーザーをストレスから開放すると同時にそのままSEO高価になります。
ページの読み込み速度はハイスペックなサーバーを使うだけでも改善が可能なので、外部に依存しないメディア側で出来る内部SEOとしては、一番簡単(かつお金で解決できる)内部SEO施策と言えます。
alt属性の利用の徹底
意外と見落としがちなのが、alt属性です。
面倒なので飛ばしてしまいがちなところですが、視覚障がいのあるユーザーにも利用しやすいページにするというメリットと同時に、内部SEO視点では、画像などの非テキストにテキストの意味を持たせるというメリットもあります。
辿りやすいリンクにする
これはコンテンツの優劣に影響は少ないですが、ユーザーからすると目的のページまでにたどり着きやすいというメリットがあります。
内部SEO的には、クローリングを高速化したり、ページごとのキーワードランキングの受け渡しという効果があります。
内部SEOはユーザーのために行うのがベストということを見てきました。
どうしてもテクニカルな部分ばかりがフィーチャーされるSEOですが、しっかりユーザー目線でサイトを見て、ユーザーが嫌がる部分を消していくことが内部SEOの近道だとわかりますね。