SEOで上位表示が狙いやすいジャンル・キーワードの探し方
公開日:2021年2月5日
SEOで上位表示が狙いやすいジャンルはどうやって探せば良いのか?2021年現在の狙い目SEOジャンルの探し方と、狙わないほうが良いジャンルをまとめました。
YMYL(Your Money or Your Life)以外のジャンルを狙う
2016年に起こったいわゆる「WELQ事件」の後から、Googleは健康に関するジャンルのSEOアルゴリズムを追加しました。いわゆる「医療健康アップデート(日本のみ)」です。
このアップデートに関連して注目されるようになったのが、「Your Money or Your Life(YMYL)」と呼ばれるジャンルです。
YMYLジャンルは、
- 政治・行政
- 医療・健康
- 金融
- 買い物
- 民族・宗教
などのジャンルで、Googleの検索品質評価ガイドラインに記載されています。
これらのジャンルの検索キーワードは、情報の正確性がより厳格に求められるため、「E-A-T」を重要視するようになりました。E-A-Tは、
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
の頭文字を取った造語です。簡単にいうと、信頼できるバックグランドのないサイトやページには、これらのジャンルに関連するキーワードで上位を取りにくくなったということです。
YMYLジャンルの専門家なのであれば気にする必要がありませんが、気軽な気持ちでYMYLジャンルに取り組むとかなり苦戦することになるでしょう。
なお、YMYLではないジャンルやキーワードだから専門性が必要ないということはありません。現在のSEOでは専門性と権威性が特に重要視されています。
厳しいジャンルを把握しておくこと
SEOのジャンルと言っても、検索キーワードの数だけジャンルがあるわけですから、厳しいジャンルとそうでないジャンルがあります。
検索エンジンの上位争いはそのまま資本主義の競争ですから、お金が絡むところは競争が厳しいジャンルです。先ほどのYMYLにあった、「購入に関するキーワード」や「金融に関するキーワード」はまさにそのものですね。
YMYL以外では、一般的なキーワードや、アフィリエイトで定番のジャンルなどは、SEOの厳しいジャンルです。これらはすでに上位が固まってしまっているため、新規参入で動かすには新しいアイデアかかなりのパワーが必要です。
著名ブロガー・インフルエンサーがYoutubeに逃げたジャンルは避ける
これは最近の特徴でもありますが、ここ数年で主戦場をブログなどのSEOからYoutubeの動画へと変更する動きが活発化しています。特に、ブロガーと呼ばれる方々がその傾向が多いようです。
そうした「集客を求めて機会を動画に求めてきた」ジャンルは、すでにSEOで厳しい状態になっているから逃げてきた可能性があるので、そうしたジャンルは避けておくと良いでしょう。
常にキーワードニーズにアンテナを張ろう
逆に言えば、YMYLではない専門的なジャンルや、アフィリエイトが進出していないようなジャンルは、狙い目になります。そうしたジャンルを発掘できるようにアンテナを張っておくことが非常に重要になります。
情報の収集は、一番良いのはリアルでいろんな人に会って情報収拾をすることです。ネットの世界はネットの情報で完結しやすいため、リアルから情報を吸い上げると新しいジャンルになり得ます。
また、最近ではSNSなどで流行がスタートすることも多いため、SNSの情報も収集すると良いでしょう。
トライ&エラーで経験値を積もう
SEOはシンプルな仕組みですが、実際にはいろんな要素が絡み合って結果が出るものなので、とにかくいろんなジャンルに挑戦して経験値をあげるのがベストです。
難しいと思われるYMYLジャンルなども、敢えてチャレンジしてみて、どういった反応になるのかを知るのも、SEOで上位表示を狙うためには良い経験になるかもしれません。
何事もそうですが、トライ&エラーが大事で、SEOでもそれは同じということですね。