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SEO的にも重要。リンク切れをなるべく減らしてサイトをフレッシュにしよう

WEBZINNEトピックス編集部のアイコンWEBZINNEトピックス編集部

公開日:2020年4月8日

サイト運営をしていると避けられないページのリンク切れ。SEOにはどのように影響するのか、リンク切れの対策や使うやすいリンク切れチェッカーなどを解説します。

Google: リンク切れとSEOには直接的な因果関係はない

ページ上で、外部リンクで他サイト・ページを紹介していると、リンク先のサイトの移転や閉鎖、URLの変更などでリンク切れが起こることがあります。特に古いページではリンク切れが発生する可能性があります。

リンク切れはSEO的に悪影響と見えますが、Googleは「リンク切れとSEOには関係がない」と公式に発表しています。

サイトの一部の URL が既に存在しない、または 404 を返していた場合も、サイトの他の URL (200(Successful)を返すもの)の検索結果内での掲載順位には影響しません。404 レスポンス コードは、インターネットにとっては正常な動作です。インターネットは常に変化しており、新しいコンテンツが作られ、古いコンテンツはなくなっていきます。コンテンツがなくなったとき、404 HTTP レスポンス コードを返すことが通常の動作です。

404 はサイトに悪影響を与えますか? | Google ウェブマスター向け公式ブログ

この言葉の通り受け取ると、リンク切れがあっても放置しておけば良いと思いがちですが、リンク切れを放置できないケースもあります。

リンクジュースを与えたいリンクはリンク切れ対応をしよう

ページ上のリンクと一言で言っても、リンクには、

  1. 外部参照リンク(より詳しい情報を紹介するためのリンク)
  2. 内部リンク(ページ内の巡回してもらうためのリンク)
  3. 自サイト関連リンク(自社サービスサイトと自社コーポレートサイトなど)

と、性質上複数のリンクがあります。

このうち、SEO的な視点で見たときにリンク切れを修正をした方が良いリンクは「リンクジュースを与えたいリンク」です。

内部リンクのリンク切れは常にチェックしよう

「リンクジュースを与えたいリンク」で考えると、特に注意が必要なのは「(2) 内部リンク」です。

内部リンクを正しく設定するということは、自サイト内で正しくリンク評価を与え合うことができるということです。

また、内部リンクのリンク切れ対応することで、

  • 適切な内部リンクがSEO的には効果的(SEO効果の向上)
  • ユーザーに対して正しい導線を提供する(ユーザービリティの向上)
  • Google Botなどのクローラーに正しいページ導線を与える(クローラビリティの向上)

という、Webサイトとして重要な3つのポイントを改善することができます。

長く運営しているサイトにおいては、サイトリニューアルなどでリンク構造が変わることもよくあるので、古いページほど内部リンクのリンク切れリスクが高まります。

特に、SEO的に評価の高い古い記事などはリンク切れがないかを定期的にチェックしましょう。

自サイト関連リンクのリンク切れもしっかりチェック

サービスサイトと自社サイトをつなぐリンクは、多くがフッターなどの固定リンクが多く、SEO的にはあまり効果がないと言われています。

それでも、運営社情報やお問い合わせフォームなど、自サイト関連リンクはサイトにとって重要なリンクが多く、お問い合わせフォームなどは外部サイトからリンクされることも少ないため、自サイト内でしっかりとリンクして、検索エンジンにindexさせる必要があります。

ユーザー目線で考えたらリンク切れはなるべく減らそう

いくらGoogleが「404エラー(リンク切れ)がインターネットでは普通のこと」と言っても、ページに訪問したユーザー目線で考えたら、踏んだリンク先のサイトがエラーであれば、少なくとも良い気分にはなりません。そのサイト・ページに対して悪い印象を持つこともあるでしょう。

ユーザービリティの視点から考えれば、リンク切れがSEOに関係ないからといって、放置しておくのは得策ではありません。

全てのページのリンク切れを対応するのが困難なのであれば、PVがしっかりとあるページだけでもリンク切れを回避した方が、ページの評価・サイトの評価に繋がるでしょう。

また、運営社情報やお問い合わせフォームなどのリンク切れはサイトの信頼性を損なうので、確実にリンク切れを回避するようにしましょう。

リンク切れを見つけたらコンテンツの見直しをしてSEO効果をあげよう

Googleが「インターネットは常に変化しており、新しいコンテンツが作られ、古いコンテンツはなくなっていく」というのは事実で、記事をアップした際には有用だったリンクも、月日が経てば古い情報になり、場合によっては正しくない情報になっていることもあります。

ページリンク切れを見つけた際には、そのページのコンテンツの見直しも同時に行って、ページコンテンツをフレッシュな状態にしておくことは、SEO的にプラスに働きます。

リンク切れチェックツール

手作業でリンク切れをチェックするのは、サイトの規模が大きくなるほど不可能に近い作業になりますし、チェック漏れも出てきます。

リンク切れチェックをする際は、リンク切れチェックツールを使いましょう。リンクチェックツールは無料のものが多く存在するので、好みのものを使うと良いと思います。


ページのリンク切れについて見てきました。

SEO的には影響が少ないとはいえ、ユーザービリティも含めたサイト運営全体としては、リンク切れ対応はプラスになる部分が大きいということがわかります。

リンクチェックツールなどを利用して、効率よく定期的にサイトをメンテナンスすると良いでしょう。

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